AIで作ったホームページの注意点|公開前に確認したい情報・権利・問い合わせ導線

AIで作ったホームページは、短時間で形になります。文章も画像もページ構成も一度に揃うため、「これならすぐ公開できる」と感じやすいものです。

ただ、事業のホームページで問題になるのは、作成方法ではなく公開後の責任です。誤った説明で顧客に誤解を与えた場合も、問い合わせが届かなかった場合も、管理できないドメインに資産が残った場合も、影響を受けるのは自社です。

AI利用を避ける必要なく、むしろ積極的に活用するべきですが、速く作れるほど、公開前に確認する箇所を先に決めておくことが重要です。

目次

事実と表現は、自社の信用に直結する

生成AIは、自然な文章を作れます。しかし、会社の実態や契約条件を把握して正確に保証するものではありません。
特に次の表現は、公開前に確認が必要です。

表現の種類起きやすい問題
実績、導入社数、満足度根拠がない数字や曖昧な実績が掲載される
効果、成果、改善率確実に成果が出るように読める
料金、対応範囲、納期実際の提供条件とずれる
補助金の対象可否制度要件や公募時期と食い違う
資格、許認可、専門性自社が保有していない表現が混ざる

文章がうまいことと、事実が正しいことは別です。自社に関するページほど、根拠を持てる内容だけを掲載します。

画像や文章の権利を曖昧なまま使わない

AI生成画像や生成文章を使う場合、利用するサービスの規約、商用利用の条件、入力素材の権利を確認しておく必要があります。

たとえば、自社が権利を持たない写真や、競合サイトの文章を参考素材として投入し、それに近い表現を公開すると、意図せず問題を招く可能性があります。

公開前には、次を確認します。

  • 生成物を商用サイトで利用できる条件か
  • 既存のロゴ、人物、商品画像に似すぎていないか
  • 参考にした文章のコピーになっていないか
  • 顧客から預かった写真をAI加工に使ってよい契約か

法的な最終判断が必要な場合は専門家へ確認すべきですが、少なくとも出所の分からない素材をそのまま公開しない運用は自社で徹底できます。

入力した情報が、サイト外で問題になることもある

ホームページを作る途中で、AIに顧客情報や営業資料、見積内容を入力したくなることがあります。文章を整えるだけのつもりでも、入力するデータには注意が必要です。

入力前に止めたい情報理由
顧客名、連絡先、相談内容個人情報や秘密情報を含む可能性がある
契約前の提案書・見積書の全文取引条件や相手先情報が含まれる
管理画面のURL、パスワード、APIキー不正アクセスにつながる
未発表の商品・キャンペーン情報公開前情報の管理が必要

AIを運用に組み込むなら、誰が、どのサービスに、どの範囲まで入力できるかを決めておきます。便利さより先に、顧客との信頼を落とさない境界線が必要です。

ページが表示されても、問い合わせが届くとは限らない

AIツールで見た目のよいページを作れたとしても、営業窓口として動いているかは別に確認します。

確認箇所公開前に試すこと
問い合わせフォームスマホとPCで送信し、通知メールが届くか
電話・LINE等の導線タップして正しい連絡先へ進むか
自動返信送信後の案内が適切か
プライバシー表示取得する情報に対応する記載があるか
計測フォーム送信や電話クリックを確認できるか
スマホ表示ボタン、料金表、フォームが崩れていないか

問い合わせを目的とするホームページでは、見た目の確認だけで公開しない方が安全です。

ドメインと管理権限を自社で持てるか

AIホームページ作成サービスや制作支援を利用する場合、見落としやすいのが管理権限です。

  • 独自ドメインの契約名義は自社か
  • 管理画面のアカウントを自社が持っているか
  • 解約時にページやデータを移行できるか
  • アクセス解析やSearch Consoleを自社で確認できるか
  • 修正が必要になったとき誰が対応するか

ホームページは、一度公開して終わりではなく、会社の情報資産になります。速く作れるサービスほど、後から移しにくくないかを契約前に確認しておきたいところです。

Second Lap Partnerで相談できること

Second Lap Partnerでは、AIで作成したホームページやリニューアル案について、サービス情報、問い合わせ導線、フォーム、計測、管理の観点から公開前に確認します。

AIで作ったからやめるべきかではなく、このまま公開して問い合わせを受けられる状態かを第三者の立場で確認したい場合は、スポットWeb相談をご利用ください。

FAQ

Q. AIで作ったホームページを公開すること自体に問題はありますか?

A. AIを使ったことだけで問題になるわけではありません。掲載情報の正確性、素材の利用条件、個人情報の扱い、フォームの動作、管理権限などを確認することが必要です。

Q. AI生成画像は会社サイトで使えますか?

A. 利用する生成サービスの規約や商用利用条件によります。また、ロゴ、人物、既存作品に似た画像になっていないかも確認してください。

Q. AIで作った文章はSEOで不利になりますか?

A. 作成手段だけで判断するのではなく、読者の問いに正確に答えているか、自社の実態に基づく情報があるか、役に立つページになっているかが重要です。

Q. 顧客の問い合わせをAIに入力してもよいですか?

A. 個人を特定できる情報や機密情報をそのまま入力するのは避けてください。匿名化し、利用サービスの規約や自社の管理方針を確認したうえで扱う必要があります。

Q. 公開前に必ず確認すべき機能は何ですか?

A. 問い合わせフォームの送受信、電話やLINEなどの連絡導線、スマホ表示、プライバシー表示、成果計測、ドメインと管理アカウントの所有状況を確認してください。

Q. 制作会社に依頼していないサイトでも相談できますか?

A. はい。自社で作ったサイトやAIツールで作成したページでも、公開前・公開後の第三者確認としてご相談いただけます。

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